犬の重要な栄養素

犬の重要な栄養素

ペットを飼っている人であれば、愛犬の健康を維持していきたいと思いますよね。しかし、健康維持をしていくためには日々の食生活における「栄養」が重要になってきます。犬にとって摂取しなくてはならない栄養とは一体何なのでしょうか。必要な栄養素と年齢時期に合う栄養の取り方についてこれから触れていきたいと思います。
 

犬にとって欠かせない栄養

・炭水化物
・タンパク質
・脂肪
・ビタミン
この栄養素の中でも、犬にとって「タンパク質」と「脂肪」はとても大事な栄養になります。
 
【犬の体のつくり(犬種によって変わります。)】
・水分43%~67%
・粗タンパク質11%~21%
・粗脂肪10%~40%
・灰分2.0%~6.7%
 
【犬の臓器の割合】
・筋肉 40~57%
・骨 8~13%
・皮膚・被毛 9~16%
・血液 6~8%
・心臓 0.5%~1.7%
・脳 0.5%
・肝臓 2.3%~4.2%
 
『タンパク質の大事な役割』
タンパク質は犬の体の組織生成、体型維持のために必要な栄養となります。犬の体を構成して代謝と免疫力を維持する大切な要素、それがタンパク質です。体の臓器をつく役割の大半をタンパク質が担っているんですね。血・骨・筋肉・皮膚・被毛等、これらを生成していきます。体内に存在するタンパク質は、常に休む事無く24時間作り出されています。この様に、基本的に全ての生命体はタンパク質から成っており、犬の体に関してもタンパク質を抜きにする事は出来ないのです。脂肪分に含まれる栄養で生成される皮脂膜以はタンパク質から作り出されています。犬の体は非常に沢山の筋肉で構成されている事を知っていますか?これらの沢山ある筋肉を、タンパク質が生成してくれているんです。
 

免疫機能とタンパク質

健康で丈夫な体に欠かす事の出来ない体の免疫機能はタンパク質から作られています。免疫細胞を作るためには、造血組織にしっかりとタンパク質が供給されないといけません。
【タンパク質の供給不足】
タンパク質不足で最も早く低下する機能は免疫系と言われています。
・皮膚の感染症にかかりやすくなる
・若い犬の場合:慢性的な下痢、寄生虫に感染しやすくなる
またタンパク質が長い間不足してしまっていると…
・毛の質が悪化する
・髪の毛に艶が無くなり、乾燥し傷む
この様な場合は、毛の構成に必要なアミノ酸を供給する事が大事になります。
 
『脂質の大事な役割』
脂質の主な働きは、動物の生命維持や身体活動に欠かせないエネルギー源になる事です。とても効率の良いエネルギー源で、糖質やタンパク質と比べると2倍以上のエネルギーを体内に供給する事が出来ますドッグフードに使われている脂肪は消化しやすいため、タンパク質や糖質より先に体内のエネルギー源として活用されます。
【脂質の目安:健康な成犬の食事の場合】
脂肪含有量の目安⇨おおよそ10%~15%位となっています。

脂質不足になると

・皮膚の乾燥により、かゆみが発症する
・輝き、艶の無い毛になる
・免疫力低下
・心臓病
・糖尿病
 
本来ならば…
・体細胞、神経、筋肉、体の組織を生成し機能させる働き
・炎症を軽減する働き
 
この様に脂質が不足する事は体にとって重大な疾患を招く事にも繋がるので気を付けて摂取する様にしていきましょう。
 

脂質摂取の注意点

牛脂やラードといった、脂肪の質があまり良くない成分が含まれていないか確かめる様にしましょう。体に良い脂質があるので、体に良い物を取り入れる様にしてあげましょう。
 
  • 体に良い脂質:多価不飽和脂肪酸 (体内で合成することができない"必須脂肪酸"  )
【オメガ3】
・アレルギーを押さえる
・善玉コレステルロールを増やす
・血液をサラサラにし血行が良くなり美肌効果
・免疫機能を高める働き
[油の種類]
・魚油、
・亜麻仁油
・キャノーラ油
 
【オメガ6】
・血中のコレステロール濃度を下げる
・動脈硬化の予防

[油の種類]
・豚脂
・鶏油
・ベニバナ
・ヒマワリ油
・トウモロコシ油
・大豆油
 
【酸敗には注意!】
脂肪を沢山含んでいる物は、酸素が添加されやすかったり、粘着度があがったり、臭気を放ったりします。色、味、栄養価が落ちて、有害物質が生成するケースもあるので注意しましょう。
 
『ビタミンについて』
ビタミンと言っても、ビタミンには様々な種類がありますよね。犬にとって摂取した方が良いビタミンと、人間が摂取しなければならない物は少し違います。例えばビタミンCですが、犬は体内でビタミンCを生成する事が出来るので、外から摂取
する必要はそれ程ありません。以下は、主に犬にとって大事なビタミンについてまとめてみたので、こちらも色々参考にしてみて下さいね。
犬に必要なビタミン
ビタミンA(レチノール) 
分類:「脂溶性ビタミン」
脂溶性ビタミンは、体の中に蓄積されていく成分になるので、過剰な摂取により高カルシウム血症を発症させます。
【過剰摂取】
ビタミンAに対する体の受け入れは高いですが、ビタミンAに対する一定の量を超えてしまった場合、関節にい異常をきたしたり、繁殖機能の働きが弱くなったりします。
【不足している場合】
・眼疾患
・皮膚疾患
・繁殖障害
・感染症や肺疾患の併発
 
ビタミンB群
分類:「水溶性ビタミン」
水溶性ビタミンは水に溶けやすく、過剰摂取してしまったとしても体外に排出する事が出来ます。
ビタミンB1:糖のエネルギー産生を助ける
ビタミンB2:皮膚や粘膜の健康維持
ビタミンB6:タンパク質や脂質の代謝を促進する働きをし、アミノ酸となるタンパク質等を効率よく体に取り込む
ビタミンB9:神経組織の発達促進
ビタミンB12:赤血球の形成を助ける
 
ビタミンD
分類:「脂溶性ビタミン」
脂溶性ビタミンは体内に蓄積されていくので、過剰摂取してしまうと高カルシウム血症などの原因になります。
【過剰摂取】
血液中のカルシウム濃度もグンと異常に上がり、血管だけに留まらず、肝臓、腎臓、脳等へもカルシウムが異常沈着し、嘔吐や下痢の症状を引き起こしたり、最悪死に至るケースもあります。
ビタミンDを過剰摂取する日々が続くと、
・骨
・関節
・軟組織
等、これらに悪影響を及ぼし、骨石灰化を招きます。
【不足している場合】
・骨軟化症
・関節に異常が生じる
骨にカルシウムが吸収されず骨がもろくなって骨折になったりします。また、幼犬のビタミンD不足は発育障害にも関わってきます。
 
これらのビタミンが入っているか、ドッグフードに記されている物を見て確認をして下さい。発達踏まえた栄養摂取を大切に食事を与えていきたいですね。
以下に、大きく3つに分けた発達段階と食事のポイントをまとめたので参考にしてみて下さい。
【幼犬:幼犬用や成長期用のドッグフード】
・生後半年位までは犬の成長期にあたり、とても高い栄養を必要
・高カロリーで高栄養ものを摂取
・なるべく沢山の栄養を与える
・この時期はドッグフードを中心とし、おやつは少なめにする
 
【成犬:1歳を過ぎたら成犬用のフードに切り替える】
・成長期の肥満防止に配慮し、栄養量を気を付ける
・栄養の種類もバランス良く摂取
 
【老犬:老犬用に切り替える】
肥満防止に配慮した食事
・消化がスムーズにできるように食物繊維を多めに摂取
・炭水化物、脂肪、リン、ナトリウムは減量
 
今回は、犬にとって重要な栄養素と成長に合わせた食の摂り方をご紹介してきました。犬も人間と同じ様にバランス良く栄養を適切に摂取していく事の大切さが分かります。我が家の愛犬は栄養バランスはどうでしょうか?一度食生活を振り返ってみると良いかもしれませんね。


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